心と体を成長させる
森をコンセプトにした園庭
Concept
- 自然に触れ、四季の移ろいを五感で感じる。
- 土、砂、水、光と風を感じ触れて遊ぶ。
- 主体的にチャレンジしようとする意欲が育まれる
- エネルギー発散と滞留、熱中して遊べる。
- 自発的な運動能力の発達に寄与し、安全基準に合った遊具を配する。
- 一人で集中する遊びと、仲間と群れる遊びが広がり深まっていく。
園庭遊びのなかで子どもは転んだり、何かにぶつかったり小さなケガを経験します。その経験によって、危険を避けるためにはどうしたら良いか気づき、集中して動くようになります。保育者の見守りのもと挑戦するなかで、「ここはゆっくり行かないと危ないぞ」と心身ともに感覚を磨き、大きなけがを防ぐことができるように成長していって欲しいと願っています。
木を植える3つの思い
- 1本は子どものたちのために
夏の暑さをしのぐ木陰、四季折々の変化、木登りしたり実を取ったりできる木々を植えましょう。 - 1本は鳥や虫たちのために
鳥や虫が好んで集まってくれる木を植えましょう。豊かな生態系のコリドーが創出されていきます。 - 1本は地域、地球のために
近隣地域の方が心地よくなるように木々を植えましょう。地球の環境を守るため、木々を植えましょう。
園庭の紹介
Play groundやってみたい!を刺激する遊具(HAGS社)
乳児用、幼児用の複合遊具があります。登る以外にも、ぶらさがる、揺れる、飛ぶ、渡るなど、さまざまな年齢発達の子どもにあった難易度の動きが楽しめます。これらの環境で子どもたちは自分の発達にあった遊びや、少し難しいけれど挑戦したい遊びを自ら選び取って夢中で遊びます。
遊び方いろいろ!人気ナンバーワンの築山
園庭の真ん中にある大きな築山。山の上に登って眺める景色がみんな大好きで、上から滑り降りたり、ダイナミックに駆け登ったりして遊んでいます。木に集まるセミやカミキリムシを捕ったり、山の上でお喋りをしたり、いろんな楽しみ方があります。滑り落ちそうになる子を、上にいる友だちが手を伸ばし助け合う姿も見られます。
子どもたちの隠れ家!どんぐりの住処
どんぐりの形をした、木の温もりを感じるお家です。深呼吸すると感じる木の香りのなか、はしごの昇り降りを楽しんだり、高いところからの景色を眺めながら仲間とお話したりできる、みんなの隠れ家です。
遊び方は子どもたち次第!どろんこ砂場
山砂をたっぷり使用しているため粘性が強く、おだんごづくりや、どろんこ遊びに最適です。砂を運んだりこねて形を作ったり、遊び方は無限大。手押しのガチャポンプからお水を流して川を作って遊んだりします。
のんびり静かに過ごせる!木漏れ日デッキ
木々に囲まれた広いデッキで友だちや先生とお話したり、絵本を読んだり、時にはお昼寝タイムを楽しんだり。たくさん動き回って遊んだ後に、のんびりできる場所です。
園産野菜がいっぱい!みんなの畑
キュウリやナスにオクラなど、夏にはたくさんの野菜を収穫して、野菜バーベキューを楽しみます。秋にはぐんぐん育ったサツマイモを収穫してスイーツ作り!苗を植えて、世話をして、収穫して、食べる。栄養たっぷりの畑の土には虫や幼虫たちもたくさんやってきて、虫探しの人気スポットにもなっています。
発達に合わせて選べる!乗り物・遊具
発達に合わせて、ミニ三輪車、三輪車、三輪スクーター、キックバイクなどの乗り物があり、築山の周りのサイクリングコースを仲間と走って楽しみます。
薪を使って焼く味は格別!ピザ窯
畑で育てた野菜を焼いてバーベキューをしたり、ピザを焼いたりします。薪で焼きながら待つ時間は、何とも言えずワクワクする気持ちです。
室内の紹介
Indoor子どもたちが興味・関心に合わせて遊びに取り組むなかで、遊びや人間関係が深まり、良い文化に出会うことができる室内に。その時期の発達と興味に合わせた、玩具や教材の選定や配置を含む環境づくり、保育者の関わりや見守り方などに力を注いでいます。また、どの保育室にもくつろぎの空間を用意しています。
0.1.2歳児の保育室
この時期は身体がめざましく成長する時期なので、安全にも十分に配慮した環境のなかで、はう・登るなどの動きが経験できるようにしています。指先を使う遊びも豊富で、握る・引っ張る・積む・ひねるなどを十分に経験し、自分の意志で動かし、確認して遊びます。ごっこ遊びも大好きな遊びです。
3.4.5歳児の保育室
自分の好きなことに夢中になって没頭自分の好きなことに夢中になって没頭したり、仲間と協同的に遊んだりする時期です。構成遊び、積み木遊びや、制作コーナーなど継続的で発展的な活動をします。コマやけん玉の伝承遊び、カードゲームなどルールのある遊び、ごっこ遊びに加えて、科学的な興味を育む発見コーナーも設置。その時々の興味関心に合わせて、主体的な遊びが広がるように柔軟に遊びの環境を用意しています。
ごっこ遊びのコーナー
子どもはごっこ遊びのなかで、誰かの「つもり」になって遊びます。ごっこ遊びのコーナーでは、その時期の思いに合わせて、それが叶う環境を用意。食べる、料理を作る、お世話する、お医者さん、お店屋さん、バーベキュー、飛行機のパイロットなど、それぞれのやってみたいが叶えられ、友だちと共有しながら想像の世界が広がっていくように、保育者も共に楽しみます。
机上遊びのコーナー
机上のコーナーは、仲間とボードゲームなど“ルールのある遊びを楽しむコーナー”と、集中して“指先を使うコーナー”があります。パズル、ひも通しをはじめ、プリズモやリモーザ、ラキューなど、発達に合わせて次第に複雑に、平面から立体の構成にと、多種多様な遊びが経験できるように用意しています。
工作コーナー
「こんなものつくってみたい!」がすぐに叶えられる、たくさんの素材と道具、場所、時間を用意しています。新しい素材に出会うワクワク感、明日も続きができるように、作りかけの作品を置く場所もあります。編みものやかご作りなども人気で、大きな子から小さな子へと作り方が伝えられています。
発見コーナー
「どっちが長いかな?」「重いのはどっち?」「この虫の名前は?」など、子どもが疑問に思ったことや知りたいことを調べられるコーナーです。その時の興味に合わせて、図鑑や量り、虫メガネなどを用意すると小さな科学者たちの「もっと知りたい!」気持ちが、ぐんぐん深まります。
アクティブルーム
運動遊びや楽器遊び、リズム遊びに製作などなど、保育者が提案する遊びを楽しみます。子どもたちは友だちと協力する遊び、集中力を必要とする遊びを経験します。
正課・課外プログラム
Program正課プログラム
運動遊び
外部インストラクターとサーキット運動やふれあい遊びを行います。(主に4,5歳児クラス)
英会話遊び
外部ネイティブ講師による英語を使った歌や遊びを楽しむプログラムです。(3~5歳児クラス)
課外プログラム
英語教室
希望者のみ、4,5歳児を対象にECC課外英語教室を実施しています。英語教室では「聞く・話す・読む・書く」をバランスよく学びます。(有料)